なぜアメリカでは違法薬物が蔓延しているのか
違法薬物を安全な鎮痛剤として宣伝したから
1990年代後半にアメリカの製薬会社が「依存性の低い安全な鎮痛剤」と誇大宣伝して、オキシコンチンという強力な医療用麻薬を市場に流通させた
医師は安全だと信じて慢性痛に苦しむ市民に処方し、市民が薬物依存症に陥った
その後、オキシコンチンの危険性が解明されて処方規制が強化されたが、医療用麻薬オキシコンチンを手に入れられなくなった市民が、より安価で手に入りやすいヘロインやフェンタニルといったストリートドラッグに流れた
脳が強力な麻薬成分(オピオイド)に支配されて、気づいた時には自力でやめられなくなってしまう
教訓
医師は悪気があって麻薬を処方したわけではないけれど、
医者が処方するものには十分気をつけないといけない
補足:フェンタニルの普及
フェンタニルはモルヒネの50〜100倍の強度を持つ合成麻薬
アヘンのように植物を栽培する必要がなく、化学物質から作れるため、安価に大量に製造された
メキシコのカルテルなどを通じてアメリカ国内に密輸された
コカインなどの他の違法薬物にも混入されており、意図せずにフェンタニルを摂取する人も現れた
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