貴金属の売却タイミング
米国中央銀行FRBの利下げが終わり始めたときにゴールドを売却すべき
米国金利は平均2%
→ 現在の金利4.25%だが利下げがつづく
→ 2%に近づくと「利下げが終わり = 景気後退の始まり」と皆が考える
→ 株や貴金属が売却され始める
→ 金利が2.75%くらいになったらGOLDの売却を考えるべき
※株でも貴金属でも投資家は未来を織り込むので、利下げが終わったときに売却するのではなく、終わり始めた時に売るべき
※コロナのときや金融危機の時は金利0%になったが、ふつうは0%にならないので、2%くらいになると考えたほうがいい
注目すべきは中央銀行の動向のみ(金ETFは無視でOK)
金価格が上昇している主な要因は中央銀行が購入していることです
2024年は1年間で0.1万トンの金が購入され保有量は3.2万トンになりました
一方で金ETFで購入された金は不明ですが保有量は0.4万トンです
金ETFは依然として市場規模が小さく金価格を押し上げるほどの影響力はありません
(※実際、2025年9月10月の金価格急上昇は投資家の金ETF購入が要因ではなく中央銀行の購入が原因です)
そのため、金の売買時期は中央銀行の動向のみ注目しておけば問題ありません
2022~2024年は3年連続で年1000トン超の純購入になっているので、購入量が減ってくれば、売り時が近づいてきたサインとなります
ちなみに2025年は8月末までに444トン購入されました
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