銀の供給不足と割安感

Commodity

供給量(過去10年間)

供給量自体は10年前から変わっていない

需給バランス(過去5年間)

銀は「他の鉱山資源を採掘するときの副産物」として採掘されることが多い

そのため、需要が増しても供給を増やしづらい

実際、過去5年間は「半導体、太陽光パネル、EV、5G通信機器」などが発展し銀の需要が増加したが、供給が追いついていない

銀の特性と具体的な需要

・電気伝導率が金属界No.1:半導体、太陽光パネル、EV、5G通信機器

・医療:銀には抗菌特性がある

採掘コスト(過去3年間)

人件費(や原油・天然ガス価格)の上昇に伴い、銀の採掘コストも年々増加

金銀レシオ

銀は金に比べて非常に割安なので、今後、シルバースクイーズが発生する可能性あり

Gold to Silver Ratioが40以下だと銀が割高、80~100以上だと銀が割安とされますが、現在は90なので割安圏内

ただしこの話は業者が銀を売るためのマーケティングのようにも感じられます

金と銀では役割が違うので比率を考えても仕方がないと思いました

Gold vs Commodities ex-Gold

ゴールド価格とゴールド以外のコモディティ価格を比較したチャート

コモディティにはエネルギー(天然ガスなど)や食料(小麦など)も含む

ゴールド以外のコモディティ価格は歴史的な割安状態

BACK