トランプが貿易戦争を起こして世界的不況を起こそうとしている件
アメリカ政府は関税の利益を得られる
アメリカ政府は関税によって多額の利益を得ることができ、現在抱えている莫大な債務を減らすことができます
反対にアメリカ国民は被害を被る
反対にアメリカ国民は高い輸入品(生活必需品等)を買う羽目になるので被害を受けます
アメリカ企業も被害を受けて株価が下落する
アメリカ企業も工場建設費や設備投資費が高くなるので事業拡大しにくくなり、リストラが増えます
結果として、企業業績が下がり、株価も下落します
アメリカ以外の国は自国の通貨価値を下げる
過去の貿易摩擦では、「自国の通貨価値を意図的に下げて輸出競争力を高める」という戦略が何度も使われてきました。
自国通貨が安くなると輸出品が外国から見て割安になります
そのため輸出が増加します
貿易摩擦で関税がかけられても、通貨安がその分を相殺できるという戦略です
そのため、各国の中央銀行が利下げを実施して通貨価値を下げます
ゴールドの価値が上がる
世界経済が低迷して株価が下落し諸外国の通貨価値が下がれば、株や通貨から資金が流出し、安全資産であるゴールドに資金流入します
世界一のゴールド保有国であるアメリカ政府が恩恵を受ける
ゴールドを最も保有しているのはアメリカ政府です
世界第2位の中国の2倍もの保有量です
なので、ゴールドの価値が上がるとアメリカが最も恩恵を受けられます
でもアメリカ政府はゴールドを使って他国を経済制裁できない
ゴールドはドルで取引されているものの、アメリカ以外の国同士で取引できます
アメリカはどの国同士がどの程度ゴールドを取引しているかなどを監視できません
アメリカは経済制裁するための手段がほしい
もし、中国やロシアが貿易戦争で報復してきたときに、経済制裁するための手段をアメリカは欲しがっています
アメリカがコントロールしやすいのはゴールドよりも仮想通貨
ゴールドは現物保管が必要で移動が不便ですが、BTCは瞬時に国境を超えられます
仮想通貨の大手取引所はすべてアメリカにあるので、アメリカは諸外国の資金フローを監視できます
貿易戦争で制裁したい国があれば、アメリカの取引所を通して、資金フローを止めたりコントロールすればいいです
だからアメリカは仮想通貨を世界に広めたい
そのためにトランプは仮想通貨に関する制度を次々と導入しています
仮想通貨が世界中に広がるまではBTC価格が上昇するでしょう
ステーブルコインの普及でドル支配も強めたい
仮想通貨の派生として誕生したステーブルコインが登場しましたが、これを普及させることでドルの影響力を世界に広める目的もあります
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