利上げする可能性が高いのに日経平均が上昇し続ける理由

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一般的には「利上げ→株価下落」だが、現在の日本では利上げ観測があるのに日経平均が上がるという一見矛盾した状況が起きています

利上げの原因が重要?

・インフレ抑制のために利上げ→景気減速懸念→株価下落

・長年のデフレ脱却のために利上げ→景気正常化

【現在の日本】

~2020:デフレにより賃金も物価も停滞

現在:賃金が停滞で物価だけ上昇(円安により輸入コストが上昇したため)

理想:賃金も物価も上昇(デフレ脱却)

政策金利の低さ

アメリカや欧州の金利は4~5%

→ 日本の金利は0.25~0.5%

→ 日本円の価値がこれ以上ないほど安い

→ 輸出企業に追い風

→ 外国投資家から見れば「これだけの業績を上げている企業がこんな割安な株価なのか」と感じる

(物価が安い国は株価も割安に見える)

→ これ以上利下げすることはできない

→ 利上げすれば日本円の価値が上がるので、持っている株の勝ちが上がる

→ つまり、長期的に見れば、今が買い時!

→ バフェットのような長期投資家が数年前から購入

(※日本円の価値は今後も下がり続けるけど、米ドルやユーロから見たら相対的に今後価値が上昇すると思われている)

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