Conoha VPSにMySQLをインストールする【Ubuntu】

Infrastructure

Conoha公式サイト(https://support.conoha.jp/v/setupmysql/)ではOSがCentOSの場合の手順を説明しています。

これだとOSがUbuntuの場合は上手くいきません。

この記事では、Ubuntu22.04でMySQLをインストールする方法を説明します。

MySQLのインストール

まずはパッケージマネージャーでmysql-serverの詳細情報を確認します。

apt show mysql-server

バージョンは「Version: 8.0.36-0ubuntu0.22.04.1」でした。古くはなさそうです。

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※aptはUbuntuのパッケージマネージャーです。CentOSの場合はyumがこれに相当します。Conoha公式の記事はyumでインストールしているのでUbuntuでは上手くいかなかったわけです。よく使うaptコマンドのチートシート(https://qiita.com/SUZUKI_Masaya/items/1fd9489e631c78e5b007)を置いとくので、コマンドの意味がわからない場合はご参照下さい。

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mysql-serverをインストールする前にとりあえずパッケージ一覧を更新しておきます。

sudo apt update

下記コマンドでmysql-serverをインストールします。

sudo apt install mysql-server

インストールしたら下記コマンドでキチンと起動するか確認します。

sudo systemctl restart mysql  // MySQL再起動
sudo systemctl status mysql // MySQLの状態を確認する

「active(running)」となっていればOKです。

MySQLにログインする

rootユーザーでログインします。

sudo mysql -u root -p

実行するとパスワードを聞かれますが、初期値は空なので、空欄のままでEnterして大丈夫です。

これでmysql> となればログインできてます。

rootユーザーのパスワードを設定する

ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password By '任意のパスワード';

実行したら変更を有効にしておきましょう。

FLUSH PRIVILEGES;

ユーザーを作成する

rootユーザー以外でログインしたいのでユーザーを作成します。

CREATE USER '任意のユーザー名'@'localhost' IDENTIFIED BY '任意のパスワード';

実行したら変更を有効にします。

FLUSH PRIVILEGES;

ログインできるか試してみましょう。(一度ログアウトすること)

$ mysql -u 設定したユーザー名 -p
Enter password: 設定したパスワード
mysql>

ログインできたらOKです。

テーブルの作成・データのINSERT・ユーザー権限の付与

https://arisan-japan.com/mysql1/

MySQLからログアウトする

mysql> QUIT
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