RFID
RFIDとは
Radio Frequency IDentifier(=無線通信 周波数 認識技術)の略。
ICチップを取り付けたものにバーコードリーダーのようなものを近づけることで情報のやり取りができる技術。
バーコード読み込みとの違い
1つ1つバーコードをスキャンしなくても、複数の商品を同時に読み取ることができるので、手間が省ける
活用事例
ポーカー
カジノではRFID搭載のポーカーテーブルを利用している。
チップやトランプにはICチップが埋め込まれており、それをテーブルの特定の場所に埋め込まれたRFIDリーダーによって読み取っている。
これによってリアルタイムにプレイヤーのハンド情報を取得している。
テレビの生放送では必要不可欠な技術である。
ユニクロのセルフレジ
ユニクロのセルフレジでは特定のスペースに洋服を置くだけで、バーコードを使わずに会計ができるようになっている。
これは洋服のタグに埋め込まれたICチップから商品IDをRFIDリーダーで読み取り、データベースと参照して、合計金額を算出している。
その他
Suica、運転免許証ICカード、ホテルの入室カード にも多分使われてる(NFCかもしれない)
RFIDに必要なものと価格
RFIDリーダー
市販では3万円~購入可能。ラズベリーパイなどで代用可能
RFIDタグ(ICチップ)
1つ50円から購入可能
RFIDタグの種類
アクティブ型
RFIDタグに電池が内蔵されており、タグ自ら電波を発するタイプ。パッシブ型に比べて長距離での無線通信が可能だが、割高だし充電が必要。
パッシブ型
タグが電波を発しないタイプ。読み取り機(リーダー)からの電波を受けて応答する。
読み取り機との間で電磁誘導(コイルによる発電)して発電して駆動するので、遠距離での通信ができない。
パッシブ型RFIDタグの種類
読み取り機が発する周波数によって種類が分かれている。
HF(周波数13.56MHz)
Suicaなどの交通系カードシステムに使われている。RFIDというよりNFC(近距離無線通信技術)。
電磁誘導で通信するタイプ
非接触とうたいながらも読み取り機から数cmの距離まで近づけないといけないので「ほぼ接触」。
UHF(周波数860-960MHz)
ユニクロの無人レジとか、商品検品とかにつかわれるのはコッチ。
電磁誘導ではなく電波で無線通信するタイプ。
自作してみた
ラズベリーパイで作ろうとして失敗した記事
(https://camelrush.hatenablog.com/entry/unmanned_cash_register)
C言語&UHF帯RFIDで作って成功した記事
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