健康診断

健康診断の受診義務

タクシー会社は

健康診断を受けさせる義務があります。

※1…深夜労働者とは「毎週1回は22時以降に働いているもの」のことを指します。

健康診断の種類

健康診断には

の3種類があります。順番に説明します。

一般健康診断

普通の健康診断です。定期健診とも呼ばれています。

A(検査事項多めタイプ)とB(簡易タイプ)があり、多くの中小企業はBを選んでいます。

診断条件 なし
自己負担額 10000円

生活習慣病予防健診

一般健康診断を受けなくてもこの健診を受ければ、健康診断を受けたことになります。

協会けんぽが主催している健診なので、35歳から74歳の社会保険被保険者のみが対象です。

診断条件 35歳から74歳の社会保険被保険者のみ
自己負担額 実質5282円(※1)

※1…総額19000円かかりますが、協会けんぽから14000円の補助金が出るため、実質5000円程度で済みます。

一般健康診断よりも費用が安いため人気であり、案内の封筒が届いてからすぐに予約しないと予約終了になります。

検査内容は

となっており、十分です。

特定健診

会社には受診させる義務がありません。

労働者個人が任意で受ける健診であり、労働者にも受診する義務はありません

検査内容は、

など基本的な検査になっています。

診断条件 なし
自己負担額 無料または16000円

生活習慣病予防健診の予約方法

  1. 3月上旬
    封筒が届く

    社会保険加入者のリストが同封されています。

  2. 3月上旬
    日程のみ予約

    病院に電話して10月の空いている日にちを尋ね、社会保険加入者の人数日分だけ予約します。

  3. 3月上旬
    仮予約

    社会保険加入者に適当に日程を振り分けて、封筒内の申込用紙をFAXで病院に送ります。

  4. 9月上旬
    日程調整

    社会保険加入者に向けて日程の希望調査をとります。

  5. 9月下旬
    本予約

    申込用紙の日程を修正し、病院にFAXを送ります。

  6. 9月下旬
    従業員への告知

    本予約した日程を従業員へ紙で告知します。

健診結果を受診できる従業員

封筒内の「生活習慣病予防健診対象者一覧」に記載されています。

健診結果を受診できる病院

当社の場合は、

封筒内に記載されています。

健診結果が返ってきたら

診断の結果が返ってきたら

します。

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