年金の受給と雇用保険の証書
年金受給に必要な書類
従業員が65歳以上になって老齢基礎年金や老齢厚生年金を年金事務所に受給申請する場合、以下の書類が必要です
・年金請求書
・戸籍謄本(または住民票)
・身分証明書(運転免許書など)
・預金通帳の写し(振込先口座確認用)
・雇用保険 被保険者証(ハローワークで雇用保険資格取得届を出したときにもらえる用紙の下部)
従業員が在職中または退職直後に年金を申請する場合は、さらに以下の書類が必要です
従業員が在職中の場合
年金には「在職老齢年金制度」があり、働いて収入があると年金が一部減額になる可能性があります
このため、会社は以下の書類を用意して従業員に渡す必要があります
・雇用保険被保険者報酬月額算定届(毎年7月頃に提出する書類)のコピー
・賞与支払届(賞与が支払われた場合)
従業員が退職直後の場合
年金には「在職老齢年金制度」があり、働いて収入があると年金が一部減額になる可能性があります
このため、ハローワークから交付される雇用保険関係の書類で退職日や退職理由、失業期間などを確認することがあります。
在職老齢年金制度
60歳以上で働きながら老齢厚生年金を受け取るとき、給与+年金の合計額が一定以上になると年金が減額される仕組み
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