解雇理由証明書
3月18日に言い渡した解雇予告書の理由として
次の(1)から(4)の事情から解雇を実施した
(1)当社の経営状況は過去10年にわたり赤字続きであり、人員削減の必要性があった
(2)解雇以外の経費削減手段として取れる手段(下記事項)を既に尽くしたうえで、解雇を実施した
・事務員の新規採用の募集の停止
・希望退職者の募集(1名の事務員が運転手へ移行)
・取締役1名の給料を0円に変更
(3)以下の客観的基準から解雇対象者を選定した
・運転手は歩合給制度のため、解雇対象者から除外し、事務員のみを対象者とした
・事務員の中で「勤務成績が不振であること」「高齢かつ病気がちであること」
(4)解雇手続きとして、1か月前の3月18日に解雇予告を言い渡し、4月20日にて解雇することの了承をとった
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(3)の基準について、貴殿は下記①~⑤の理由があてはまる
①運転手ではないこと
貴殿は整備管理者、運行管理者、事務員である
②整備管理者としての業務を一部放棄したこと
・2025年3月13日の冬タイヤの交換作業(購入先への交渉・現金の支払い等)を命じたが、従わなかったこと
・2025年4月11日のメーター検査の業務を放棄したこと
・2024年10月以降、整備工場から担当者が請求書の連絡をしに来た際、対応を放棄し、注意しても従わなかったこと
・2024年10月以降、車の整備箇所に対する質問をしても、整備管理者としての説明責任を放棄したこと
③運行管理者としての業務を放棄したこと
・2024年10月以降、運転手の日報の確認作業(PC入力作業等)を放棄したこと
・職務時間中、頻繁に居眠りをしており、運転手の点呼において支障が生じていたこと
④事務員としての業務に関する重大な過ちを犯したこと、および、業務を一部放棄したこと
・2025年8月、9月支給分の給与に関する作業で重大なミスを犯し、従業員の給与に影響を与えたこと
・2024年10月以降、印刷会社等からの請求書の支払作業を放棄したこと
【心身の安定性】
・2024年秋から体調が悪化し、2024年12月から1月にかけて私傷病による長期休暇をとっていること
・休暇明けからも診断や検査等により定期的に欠勤しており、他の事務員に影響を与えていること
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