★地震
災害後は株価が上がる
震災が起きると海外勢が日本株を購入するので株価が上昇します
特に購入すべきは財務基盤(ROEや会社の借金)がしっかりしていて高配当な「復興関連銘柄」です
(利回り5%の株が暴落して半額になったら利回りは10%になるからです)
代表銘柄 | 地震直後 | 地震数週間後 | |
情報通信関連 | NTT(日本通信の核)、KDDI | 地震で通信網や基地局が損傷するので、設備修復コスト懸念から一時的に下落 | 政府支援の対象となるので株価全回復 |
生活必需品 | 花王(衛生用品は震災で需要爆増)、ユニ・チャーム | 比較的堅調に上昇 | 買い占め報道があると買い圧力が高まるが、安定して上昇する |
医薬品 | 武田薬品工業(国内最大手の製薬会社でけが人の治療)(4502) | 数%下落 | 横ばいOR徐々に回復 |
建設関係、インフラ関連 | 清水建設、大成建設、コマツ | 数日で10~20%上昇することもある | 復興予算の遅れや人で不足で下がることもある |
為替は円高になる

上図は阪神大震災・東日本大震災時の為替の推移です
震災直後の数日間は円安になりますが、その後3か月程度をかけて円高になります
(震災復興のため円の需要が増します。供給が追い付かなくなるので円高になります)
仮に1ドル140円から120円になった場合、14000円消費して米国株を購入しても震災後数か月で12000円になってしまいます → 米国株は売却すること!
現金を持っておくこと
地震が起きるとキャッシュレス決済が使えなくなる可能性があります
つまり現金の必要性が増すため、資産の一部は「現金」もしくは「すぐに現金化できるもの(ロレックス等の宝飾品)」で所有しておく必要があります
仮想通貨はおおきな値動きなし
BTCは世界規模なので、日本で大地震が起きようとも、大きな値動きはありません
東日本 | M9.0 | 2011年3月11日 | 影響不明 |
熊本地震 | M7.3 | 2016年4月 | 上昇傾向 |
能登半島地震 | M7.6 | 2024年1月1日 | 大きな影響なし |
南海トラフとは
東海地方から九州で起こる震度7、津波高30mの地震です
今後30年以内に80%、40年以内に90%の確率で起こるといわれていますが、何月何日というのはわかっていません
発生後20年間で1420兆円の損害があるといわれています(2025年で日本が抱えている借金は1300兆円です)
南海トラフは発生する前に「そろそろ地震が来るよ」という避難警告をネットで見ることができるため、事前に対策できます
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