中央銀行のゴールド大量購入

Commodity

中央銀行の購入・売却

2025年前半に中央銀行が大量のゴールドを購入していることがわかる

ゴールドを購入している国

・北アメリカとヨーロッパが主に購入している

・アジアの購入量が最近増えてきている

・中国・ロシア・インド・トルコなど「アメリカと敵対している国」が積極的にゴールドを購入

なぜ中央銀行はゴールドを大量購入しているのか

2022年にロシアがウクライナを侵攻した

→ 紛争を止めるためにアメリカはロシア中央銀行の外貨準備金(つまりドル)を凍結した

→ 各国の中央銀行は「アメリカに嫌われたらロシアのように自国の外貨準備金を凍結されてしまう」という恐怖を感じた

→ ドルを売ってゴールド(=どこの国にも左右されない最も安全な資産)を購入する動きが始まった

ゴールド現物とゴールドETF需要の乖離

2022年からゴールド価格とゴールドETFの需要に乖離が発生している

→ 「ゴールドETFを買ってニューヨークにゴールドを保管する」のではなく「自分で保有したい」人が増えているということ

→ 世界の中央銀行がゴールドの現物を大量購入していることを示している可能性が高い

ゴールド購入の流れはいつまで続くのか

外貨準備金であるドルを売り切ればゴールドを購入する必要はなくなります

そのため、理論的にはそのタイミングでゴールド価格の上昇が落ち着きます

しかし実際には原油取引などの国際貿易でドルを使うため、完全にドルを売り切るのは難しいです

ChatGPTによればゴールド購入の流れは少なくとも今後3~5年は続くとのことです

インフレ率は2025年から上昇し始める可能性が高い

インフレ対策資産としても購入

対象長期的な影響
株価中央銀行(FRB)が利上げするので、企業が資金を借りにくくなり、株価は長期的に下落
ゴールドインフレ対策資産
仮想通貨株価と連動して下落するが、法定通貨の信用低下が買い圧力にもなる
スタグフレーション(インフレしてるけど不況)だと価格は下落するが、EV車や再エネインフラ需要で長期的に底堅い傾向

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