ISAからNISAの行く末を予測する
ISAとNISAの比較
| ISA | NISA | |
| 年間投資枠 | 398万円 | 360万円 |
| 上限金額 | 無制限 | 1800万円 |
| 対象 | 株・預金・ | 株 |
| 歴史 | 1999年から開始 | 2018?年から開始 |
ISAとNISAの利用率(2020年度)

イギリス人の利用率は日本の3倍
ISA利用者の大半が預金としての利用しかしていない

ISAは株や投信だけでなく、銀行預金としての利用も可能
ISAは預金のみの利用が大半であり、51%の全体利用者のうち、株式投資しているのは25%に満たない
なお、預金のみの利用者の47%は年収2万ポンド(400万円)未満の人々であり、イギリスの平均年収が3.3万ポンドであることを考慮すると、貧乏なイギリス人はリスクのある株式投資をしていないことがわかる
イギリスは光熱費が80%あがったり、家賃が47万円したりするので、金銭的に余裕がない人はISAどころじゃないのかもしれない
ISAにも口座開設しただけで使っていない人は20%程度存在する

ISAミリオネアは増加中
ISAミリオネアとは、ISAの資産額が100万ポンド(1.8億円)を超える人々のこと
イギリスではISAミリオネアが年々増加しており、彼らの平均投資期間が20年を超えることから、金融教育でも
「Just Keep Investing(だまって投資しつづけろ)」という言葉が必ず出てくる
NISAの行く末
・NISA利用者数は今後、頭打ちになりそう
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